先日、ふとリビングの壁を見上げると、細い線が走っているのを見つけました。まさかのひび割れ!最初はショックでしたが、調べてみると「ヘアクラック」と呼ばれる軽微なものだと分かり、少し安心しました。しかし、このまま放置するのも気分が悪いし、将来的に悪化するのも嫌だなと思い、自分で補修することにしました。今回は、私がコーキング材を使って内壁のひび割れを補修した体験をお話しします。まず、ひび割れの原因を探りました。築年数が経っていることもあり、建物の乾燥収縮や、わずかな振動が原因だろうという結論に至りました。幸いにも、幅は0.2mm程度の細いひび割れだったので、DIYで対処可能だと判断しました。そこで、早速ホームセンターへ直行!選んだのは、室内用で上から塗装ができる水性アクリル系のコーキング材です。他に、コーキングガン、ヘラ、マスキングテープ、そして汚れを拭き取るための雑巾を用意しました。家に帰り、いよいよ補修作業開始です。まずはひび割れ部分のホコリや汚れをしっかりと拭き取り、乾燥させます。これが、コーキング材がきちんと密着するための大切な下準備だと学びました。次に、仕上がりを綺麗にするため、ひび割れの両側にマスキングテープを貼っていきます。この作業が意外と重要で、ここで手を抜くと仕上がりが大きく変わってしまうんです。テープを貼り終えたら、いよいよコーキング材を注入!コーキングガンの先端をひび割れに合わせてカットし、ゆっくりと、そして均一に押し出しながらひび割れに沿って塗布していきました。コーキング材を塗布し終えたら、すぐにヘラで表面をなぞり、平らにならしていきます。余分なコーキング材を取り除き、壁と一体化させるように丁寧に作業しました。そして、コーキング材が固まる前に、慎重にマスキングテープを剥がします。この瞬間が一番ドキドキしましたね!テープを剥がすと、ひび割れがしっかりと埋まり、まるで最初からなかったかのようにきれいな直線が現れました。完全に乾燥した後、壁の色に合わせた塗料で上から塗装を施し、補修完了です。作業を終えて改めて壁を見ると、あのひび割れが嘘のようになくなっていました。自分で手を動かして直せたこと、そして壁がきれいになったことに、大きな満足感を覚えました。
ブログ:内壁のひび割れ発見!コーキングで解決、我が家の壁が蘇った話